3PL|物流業界に必要な知識と経験

物流業界には3PL(サード パーティ ロジスティックス)と呼ばれる企業戦略があります。

サード・パーティー・ロジスティクス (third-party logistics、3PL) とは、コアコンピタンスに集約した経営を指向する企業が、企業戦略として、物流機能の全体もしくは一部を、第三の企業に委託することで実現するという、物流業務形態のひとつ。3PLと略称される。

wikiより

すわっ、なにそれ?「日本語でよろしく」とは、まさにこのこと。言いたいことが、さっぱり分かりません。

ちょっと昔の物流業界

さてさて、何の脈絡もなく唐突で恐縮ですが、1990年代の話になります。
「物流二法」と呼ばれる、運送業の許認可・規制のための法律が、改正された当時のことです。このとき大幅な規制緩和により、市場はまさに混乱しました。法改正の詳細については、業界人以外に興味あるはずもなく、さておきたいと思います。しかし、見たわけでも経験したわけでもない当時を、僭越ながら忖度してみました。そうしてみると、規制緩和による新規参入と競争激化した時代であったことは、それほど想像に難くないことが分かります。
当時、運送業大手50社のうち半数が淘汰されるという、身の毛のよだつニュース。運賃水準は下落が続き、倒産率は5倍に跳ね上がった。それでも規制緩和による、新規参入業者は雨後の筍のよう、その数は10年で2倍以上に膨れあがったそうです。

現在では、白熱した過当競争もある程度沈静化したとはいえ、更に4割以上増加し5万5000社に至るも、反対に倒産件数も増加中ときています。

物流に付加価値を!

物流業界は次のステージへ、一歩踏み出す時が来たのです。
そうです、ここで登場するのが冒頭の3PL(サード・パーティ・ロジスティックス)という考え方。

  • 「ファーストパーティ」がサプライヤー(供給企業、メーカー)
  • 「セカンド パーティ」はバイヤー(卸売業、小売業)
  • 「サードパーティ」は、その物流を担う企業

分かりやすく具体例を挙げましょう。
パソコンなど精密機器を運ぶなら、それを得意とする企業が、傷の付きやすい家具の運搬はその設備を持った企業が、それ相応の知識と技術を持って運ぶのです。他にも傷みやすい生鮮食品なんかもそうですし、弊社のように、都内近郊数拠点を短時間で一気に運んだり、売上アップのためメーカーの販促POPの設置をしたりなんかも、これから必要なコアコンピタンス(競争力の源泉)と言うことができるのです。
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ただ運ぶだけの輸送に、もはや付加価値はありません。
いかに人件費や管理コストを抑えるか、これももちろん企業のあるべき姿、責務ではありますが、同時にそれは大前提でしかないのです。

経済学において「神の見えざる手」は、競争力が価格に水平的均衡を促す、としています。
逆もまた然り、限りある資源に付加価値を見出していくことだって、同じ経済学なのです。

※参考サイト

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