最近の宅配事情

宅配

昨年から今年にかけて、宅配業界に大きなニュースがありました。
ヤマト運輸と佐川急便が2017年10月~11月にかけて料金を値上げ、続いてゆうパックが今年3月から値上げを開始したのです。これで宅配大手3社すべてが、足並みをそろえ値上げに踏み切ったことになります。

ゆうパック値上げ

多くのメディアで取り上げられたので、ご存知のかたも多いと思いますが、宅配業界について。
まず注目すべきは料金の値上げでしょう。続いて人手不足問題や総量規制などもあります。TV・新聞・インターネットで取り上げられ、一時は社会的に問題視されていたようにも感じました。その結果どうでしょう。不思議なことに世論が料金値上げに対し、ほぼ抵抗を感じることなく肯えるムードが構築されたわけですが・・・。もし何者かの意志が裏で働いていたとしたら、まさにステルスマーケティングの成功例といえると思いますけど、これ本当にあくまで余談です。
話を戻しまして、さてさて皆様どうでしょうか。といいますのは、料金の値上げと聞いても、一般のご家庭では「あーそーなんだー」くらいに思っていた方が大勢だったのではないかということです。しかしその余波はなかなかどうして、私達の生活にすぐ波及してきました。
特に身近なところで通販業界。今年4月より、送料を引き上げることを表明している企業が少なくありません。
ASCII.jp:大手通販各社、送料値上げの対応分かれる…ヤマト運輸運賃値上げで

アスクル、ヨドバシカメラ、セブン&アイ・ホールディングスなどの超大手企業は現状維持みたいです。他は結構見直しが入っているようです。

日本郵政、ゆうパック・パケット好調で業績予想上方修正
ネット通販による宅配が、ゆうパックに流れた影響で、業績を上方修正したというニュース。一過性の好景気とはいえその額500億円。中小企業だったら「本社ビルでも建て替えるかー」なんて気になったとしても、全くおかしくない金額です。総資産時価総額だけなら、世界に名を馳せる企業群、アップルとマイクロソフトとフェイスブックとサムスンとアマゾンを全部足してもまだ届かない2兆4670億ドル(日本円にして想像を絶する金額※2018年3月現在)を所有する日本郵政グループ。500億円など比率にすればおよそ0.2%程度。まあ誤差の範囲なので、あまりニュースにならないのもうなずける気がします。

ネット通販といえばAmazon

アマゾンジャパン/公取委が立入検査/優越的地位濫用の可能性 | News | 日本ネット経済新聞 | 日流ウェブ
大手通販サイトAmazonを運営するアマゾンジャパンに、公正取引委員会が立ち入り検査に入りました。メーカーや販売会社に対する手数料の値上げ、協力金を要請したりする行為が、独禁法に引っ掛かったようです。
アマゾンジャパンはヤマト運輸の値上げ交渉と、佐川急便の撤退によって、手痛い打撃を受けているはずですが、2018年3月現在、送料の値上げは行っていません。
公取の立ち入り検査と宅配料金の値上げは、無関係ではないというのが、大方の見方のようではあります。

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